2022年05月30日

電視観望の行方(その1)

ずいぶん久しぶりの更新です。リンクとか切れてしまっているものもあるし、大掃除が必要ですね。そのうちやりますw




さて、流行りの電視観望、自分も最近メインでやっております。


5/27に高梁市の星見ポイントに電視観望目的で行ってきました。標高300mの高台にあり、東〜南〜西まで地平線の高さに山々が連なっているところです。


どうせ一人だし、好き放題やっても問題なかろうということでUNIFRAMEのお鍋一式、ガソリンストーブ、袋ラーメンとウインナー、それとノンアルコールビールも持っていきました。機材はED80Sfと、いまだ現役の同じくVixen SP赤道儀(1軸ドライブ)です。カメラはASI290MC、290MMの2台持ち。


風景.jpg


セッティングが終わり、北極星が見えるまでとりあえず休憩です。フライパンで焼いたウインナーをつまみに早速一杯。




極軸合わせはSharpCapのPolar Alignを試してみました。ED80Sfの焦点距離である600mmのままではちょっと無理そうだったので、ピントがきっちり合わず使い道のない1.25'x0.5レデューサーをはめ、300mmでやってみます。いつものように極軸望遠鏡で合わせた後、望遠鏡を極軸に向けます。

北極星がパソコンの画面内に入ると自動的にSharpCapが星の位置を認識するので、良さそうならNEXTボタンを押します。次に北極星が画面から外れないように約90°赤経軸を回転。うまくいくと「この星をここまで持っていけ」という矢印がでるので高度や水平軸を調整し、GOOD表示が出ればOK。簡単でした。




最初はω星団。全天で最大の球状星団でありながら高度が南に低く、北海道では見えません。ここでの南中高度は10°ぐらいでしょうか(適当)。

この星見ポイントは岡山市、倉敷市、福山市から直線距離で約40kmほど離れていますが、遮る山が低いため南側は結構明るいです。夜半を過ぎると明かりが消えてだいぶ暗くなるとはいえ、あんまり時間が経つと星団自体が沈んでしまいます。仕方ないのでまずはASI290MM+LPS-P2で狙います。


omega mm.png


ケンタウルス座の恒星から目盛環(!)でなんとか導入し、いろいろいじくっていると何やら車の音、そしてヘッドライトが・・・この公園の管理者の方かな?とか思っていると、車から大型の三脚をおろしている模様。おや、同業者かも?とりあえずこちらから挨拶しておこう。




どうも〜こんばんわ 「あ、どうもこんばんわ」

あの〜写真とか撮られる予定ですか 「いや、観望だけです。そちらは写真を撮られてるんですか」

いえ、こっちも電視観望なんで。少々明るくてもいいですか? 「構いませんよ。いや〜ここで星を見る人に会うのは初めてだな〜」




てな感じで、非常に気さくな方でした。装備はSkyWatcher15cmアクロ2本をくっつけた特注の双眼望遠鏡。Sky Safari傾斜センサー付き(だったと思う)。

聞けばこの場所をホームポジションにされている方で、むしろ自分の方がお客だったらしい。いろいろ覗かしていただきましたが、両眼だと片目より明るく見えるのが不思議。銀河も明るく見え、特にM11は見事な眺めでした。こちらの方は十分スタックが進み、画像が仕上がったら見てもらう感じです。

「えっ?8センチでこんなに映るの?色も出てるしすごいな〜」とお互いに関心しきりでした。




しばらく自分の画面に集中しているとお湯が沸いた音、そのあとラーメンをすする音、そしてプシュッと缶を開ける音。

考えることはみんな一緒だなと思いながら、そちらもノンアルコールビール持ってこられたんですね、と聞くと「いや、本物のビールですよ」と楽しそう。

え〜っ、帰りはどうするんですか?とびっくりして尋ねたら「2、3時ごろには寝るんで、朝になれば大丈夫ですよ」とのこと。




まあそうなんだけどね。何か超えてはならない一線みたいに感じてたけど、別に大したことではないのかも。次からは自分もそうしようかな・・

でも周りに人がいっぱいいるときは止めておいたほうがいいかもね。(その2へつづく)
posted by Northerncross at 22:20| 岡山 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 天体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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