2017年01月08日

七草を集めたこと

七草の日は皆さんあちこちで七草粥を食べられていたようですね。今ではスーパーでも七草粥セットなんかが売られているので、その気になればすぐに入手できて便利です。


いつだったか、自力で七草を集めようとした事がありました。


セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これぞ七種
本来は七種と書くんですね。


このうち、ハコベラ(ハコベ)はすぐに見つかります。見たところただの雑草。いくつか種類がありますがこのうちコハコベが正しい七種であり、食味も他より良いらしい。
湯掻くと濃い緑色のアクが出ますが、シャキシャキした歯応えで特に癖もなく、美味しく感じました。

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(茎が紫色をしているのがハコベ)


ナズナも田んぼや畑を探せば普通に生えてます。葉が赤っぽくなってるものが栄養分をため込んでて美味しいナズナなんだとか。熱湯に入れると一瞬で鮮やかな緑色に変わります。ただ農地には大量の農薬が使われている事も多いので、採取場所は選ばないといけません。


以下、見つけやすい順にセリ→ホトケノザ→ゴギョウとなります。ホトケノザは二種類あり、一般によく知られている茎が長く伸びているホトケノザは食べられません。七種のホトケノザはコオニタビラコというキク科の植物で、タンポポやナズナの葉っぱを小さくしたような形で地面に張り付いてます。


ゴギョウは…今まで2回しか見たことがありません。難物でした。


スズナ、スズシロは大根と蕪ですが、自生しているはずもなく畑で育てているのを採ってくる気もしなかったので、同じ大根系のタネツケバナと自生のクレソンで代用しました。


最終的に
セリ、ナズナ、ゴギョウ、コハコベ、コオニタビラコ、タネツケバナ、クレソン

という七草粥になりました。

美味しかったですよ。

posted by Northerncross at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 山菜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月29日

ウワバミソウのレシピが多い件

ウワバミというのは大蛇のことですが


蛇が出そうな、薄暗く湿っぽい所に生えるのでこんな名前が付いたという話です。


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うちの周りでは滝水菜と呼びます。


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分かりやすいネーミングで、実際滝の近くのマイナスイオンが溢れているような場所でよく見かけるし、茎や葉は多くの水分を含んでいてみずみずしく大変美味しく、いろんな食べ方がある山菜です。


いつもの採取ポイントに行ってみました。何年か前の大水のせいでほとんどの株が流されてしまい、一時壊滅状態でしたがだいぶ持ち直してきたようです。


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ウワバミソウは自分も大好きな山菜のひとつであり、できるだけ数が増えて欲しいので今回も採取せずそのままにしておきました。


ところで


何気なく「ウワバミソウのレシピ」を検索してみたところ、意外にたくさんあることがわかりました。クックパッドで173件です。


結構ポピュラーな山菜ということなんでしょう。


自分の知る限りでは、お浸しのほかキンピラにしたり、生のまま茎を刻んで叩いてトロロのようにして食べたり(こんなことができる山菜はほとんどありません)


秋になるとムカゴ(実)をつけますが、それを大根おろしで食べることもできます。


汎用性が高く、長期間食べることができる優れた山菜です。しかも美味しい。


今回は食べなかったですが、評価は90点あげてもいいですね。
posted by Northerncross at 01:24| Comment(0) | 山菜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月21日

露草を食す

今回はツユクサです。


いつも朝露が付いていて、うっかり踏み込むとズボンの裾がビショビショになるイメージが自分にはあります。


青く深い色の花を付けるから、露を生み出す草と考えたのか


可憐だけど茎が簡単に折れてしまうのが露のように儚いと感じたのか、なぜツユクサと呼ぶのかという名前の由来には諸説あるようです。


確か小学校の理科の時間に、顕微鏡でツユクサの気孔?かなんかの細胞を見たような。


玉ねぎだったかな?


で、今回はそんなツユクサをコンソメスープに入れてみました。



 
(^_^)




山菜採りの基本として、指で折り取れる部分から上を採取します。上から2段目の葉から上を摘み取ればいいでしょう。ポキンと折れます。
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花も当然可食で、青い色素の正体はアントシアニンです。


ブルーベリーと同じですね。目にいいかも。


大きい葉は食べた時多少口の中に残る場合があります。あまり日の当たらない場所に生えている、柔らかそうな小さめの葉っぱを選ぶといいかも知れません。


塩をひとつまみ入れて茹でますが、歯応えを残したいので茹で時間は短めの方が良く、30秒ぐらいが適当です。アクはありませんので、粗熱を取る意味で冷水にさらします。


残念ながら花びらの青色はほとんど抜けてしまいました。茎の部分のポリポリした食感が楽しめます。クセはなく、ほのかに豆のような風味があります。恐らく初心者でも問題なく食べられる野草のひとつです。
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自分が思う食用野草の評価点は、

@美味しいこと

A簡単に見つかること

B紛らわしい草が他に無いこと

ですが、ツユクサはこの3つをまずまずのレベルで満たしてます。75点ぐらい。


夏休み、キャンプとかに行かれる方も多いでしょうが、野趣を味わいたいならスープなどにツユクサを浮かべてみるのもいいかもです。


ただし!野草やキノコを食する鉄則として、希望する人だけに食べてもらうようにしてくださいね。
posted by Northerncross at 22:47| Comment(0) | 山菜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする