2019年05月17日

春の山菜 最終章

山菜ネタが溜まっていたので一挙に放出します!

GW中の山菜採りのまとめです。桜のころ肌寒かったのが4月の終わりになって急に気温が上がり、そのため山菜も一気に伸びたようで、10連休のはじめの頃でもちょっと伸び過ぎかな?と思うものが結構ありました。



6191356E-A823-4AF3-BC0E-9FC34369549C.jpeg

まずはミヤマイラクサ(深山刺草、アイコ)です。イラクサの名の通り茎にも葉にも毒をもった刺毛がいっぱい付いており、ちょっとでも肌に触れると激痛が走り、ぷっくり腫れてしまいます。痛みは30分もすれば治りますが軍手などでは防ぐことは不可能で、中厚のゴム手袋のほうが安全です。



5462A0D4-DE19-4204-914C-10335AD5958A.jpeg

採ったあともなかなか大変で、まず触ることができないため水洗いが十分にできません。仕方ないので流水の下で菜箸をつかってざっと洗い、そのまま熱湯に投入しました。



E7753E02-56D0-465E-96FB-D7E008CD76DA.jpeg

不思議なことに一度茹でてしまうとあの手強い刺毛はきれいさっぱり無くなり、素手で扱えるようになります。次は茎の皮むき。ミヤマイラクサの皮はその昔織物に使われていたというほど強靭で、これが残っていると美味しく食べられません。なかなか大変ですが、できるだけきれいに取るようにします。



CA12FC6C-E23F-4FC5-B5BD-C0B271037B7B.jpeg

柔らかい茎と若葉はおひたしで。通常葉のほうは食べないそうですが、食べても別に問題ないので一緒にいただきます。茎のほうは深い風味とコクがあり、東北では大変好まれているのも頷けます。ただ非常に手間が掛かるのが多少ネックではあります。ちなみに私の住む地域では食べる習慣がないため、ただの迷惑な雑草でしかありません。



別の日にヤマウド(山独活)採りにもいってきました。自分としてはヤマウドを採ったところで春の山菜シーズンは終了となります。



83BBB71D-F03F-442D-BE57-A977B3CE23D0.jpeg

いつもの山道にはイタドリ(虎杖、地域によっていろいろ呼び名がある。自分のところではシャジナッポ)があちこちに生えていました。煮物とか炒め物とか好んで調理をされる方も多いそうですが、自分にとっては散策道中のただのおやつ。皮をむいて歩きながらガリガリ齧り、食べるところが無くなったら投げ捨てます。



天気も良く、ウドを探してあちこち見ているといろんな山菜が見つかりました。ただ量が少なかったり、手が届かなかったりでいずれもスルーしています。


55EF09CD-0311-4D4A-87FC-6F9B9249FB51.jpeg
オオバギボウシ ウルイ


541CE0BB-6443-4F8A-9EB7-1B54D3EEAE8A.jpeg
タラノメ。手が届かん。


F2148FC3-37DD-4F70-9554-65D5C8359DEC.jpeg
コシアブラ。まだ幼木。



道の脇には、荒っぽく掘り返したような穴があちこちに開いています。どうやらイノシシが食べ物を求めて掘ったもののようです。イノシシがウドを食べるのかどうか知りませんが、お目当てのウドはなかなか見つかりません。



ですが山の上のほう、道が無くなりかけた辺りまで来てやっと見つけました!

A64A51BC-9E91-4CBD-BD5B-C263E2523CC3.jpeg

多少伸び過ぎのようですが貴重なウドです。なるべく柔らかそうなものを2本だけ採りました。ウドに限らず、山菜を採るときは後から来るの人のため、もしくは来年も採取できるように根こそぎ持ち帰らないようにしましょう。



持ち帰ったウドは皮をむき、そのままベーコンと一緒に塩胡椒で炒めました。

04665D01-7438-4083-A3A5-38EF2D3F527F.jpeg

アスパラに置き換えたウドベーコン。これは美味かった!店で売ってる白いウドも酢味噌和えばかりでなく、こんな風に炒めてもいいと思います。天ぷらにしても美味しい。



これで春の山菜ラッシュはおわりです。また来年採りにきます。
posted by Northerncross at 00:54| 岡山 ☀| Comment(0) | 山菜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月20日

リョウブの菜飯

今日はミヤマイラクサ(アイコ)狙いで出掛けましたが、新芽はまだ小さく、来週か再来週が食べごろのようでした。



他に何かないか探しましたが・・・まあ無いことはありません。菜の花、スイバ、ミツバ、スミレ、タンポポや藤の花。ただどれも「食指」が伸びません。タラの芽は手が届かないし、コシアブラなんて見つからない。今週は止めておこうかなとも思いましたが、木の芽関連でひとつ思い出しました。



そう、リョウブがあったな。



リョウブ(令法)の木の芽。何年もまえに一度試したきりで、それ以後採ったことはありませんでした。理由は大して美味しくなかったから。



でももしかしたら食べ方が悪かっただけかも知れない。もう少しで令和にかわる今、「令法」を食べるのもなんかの思い出になるかもね、ぐらいのノリでもう一回試してみることにしました。



1CDFFEB6-9CB9-440D-9659-E8B1D3862D0A.jpeg

リョウブの木。カモフラみたいな肌が特徴。画面中央やや左上に目的とする新芽が見えています。「令法」という名前について、昔は飢饉のときの救荒植物として法で決められたために付けられたともいわれています(wiki調べ)。



07E2A31D-0A1F-4587-B983-91E748D9F641.jpeg

摘んできた芽を水洗いし、風味をできるだけ消さないように軽く20秒程度ゆで、粗熱を取ります。



060A2323-95DB-46F9-82CE-689AA9672730.jpeg

細かく刻み、強めの塩味を付けます。



C7C1C910-FE91-4C9A-B1DF-3FEDF9C8EECA.jpeg

ご飯に混ぜてできあがり。左の小さいのはまずかった時の保険、イカの明太子和えです。



香りは豆ごはんに似ています。味はというと・・・不味くはないけど旨くもない、といったところでしょうか。ほかの山菜をおかずにして、ごはんは令法飯にする、というのならアリだと思います。ごちそうさまでした。



posted by Northerncross at 18:59| 岡山 | Comment(0) | 山菜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月13日

ニリンソウとコゴミ

桜も咲き、山菜も本番の季節を迎えました。



今回は初めて採取するニリンソウ(二輪草)と、お馴染みのコゴミ(屈)です。まずはニリンソウ、文字通り小さな花を二輪ずつ付け、山野草としても人気の高い可愛い草です。たたし本ブログでは、当然食用の対象です(^^)

03649249-0AFA-4852-B387-0320C36BE2BD.jpeg


コゴミの採取地に偶然生えていたのを見つけました。気をつけなければいけないのが、葉の形が猛毒のトリカブトとよく似ているので、区別がつかない場合は花が咲いてから採取するという点。トリカブトは紫色の帽子のような花をつけるので、ニリンソウの白〜ピンク色の花との違いがすぐにわかります。



今回はもう花が咲いていたので心配いりません。草の根元の部分からハサミでジョキジョキ切り取りました(注!)。花も食べられるので、ついでにいくらか採取しています。

8327AD1E-9259-49A9-90BA-C0097B3F15C6.jpeg



ニリンソウはややアクがあるということなので、セオリー通り塩を少し入れた熱湯で茹でてから水に晒します。その後他の野菜に混ぜてサラダにしてみました。

ED15FEAE-33CE-4995-AE33-5E0EADC261BD.jpeg



コゴミは青椒肉絲のピーマンに置き換えていただきました。去年の反省を踏まえ、コゴミは軽く茹でただけであまり熱を加えないようにし、後でタレと絡めて完成です。どうせなら旬の筍も入れたらよかったですね。

3A4E0434-8308-4414-B013-CBDB74CFE1EE.jpeg



ニリンソウはシャキシャキした歯応えがいい感じです。豆苗とか、カイワレ大根に近い歯応えですね。特に強い香りなどは感じません。初めて調理するため、アクを抜きすぎたのかも知れません。



この記事を書くために、もう一度ニリンソウとトリカブトについて検索したところ



「ニリンソウとトリカブトは混生していることも珍しくなく、一本ずつ確認しながら採ること。間違ってもごっそりまとめて採らないこと」
とありました。えっと、自分は確かハサミでジョキジョキと…



あれ、ちょっとマズかったかな?



食べてからもう1日以上経ってるけど特に変わった所も無し。今回は大丈夫だったようです。トリカブトに含まれるのは植物界で最強の猛毒と言われ、即効性で心臓麻痺で6時間以内に死亡。致死量はトリカブトの葉、約1グラム。



もう手を出しません。
posted by Northerncross at 14:45| 岡山 ☀| Comment(0) | 山菜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする