2019年12月26日

地球に映る月の影

今日12/26の昼から夕方にかけて、日本で部分日食がありました。


ただ残念ながら自分の住む地域ではあいにくの小雨模様、雲の隙間から伺うこともできません。


しょうがないので、気象庁のホームページからひまわりの画像をダウンロードし、SiriusComp 64で動画にしてみました。月の影が地球を横切る様子がよくわかります。




今回この影の中心では金環日食がみられたそうです。
posted by Northerncross at 23:30| 岡山 ☔| Comment(0) | 天体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月21日

ベテルギウスが減光中

このところオリオン座の1等星ベテルギウスが大きく減光しているようです。ベテルギウスはご存知オリオン座の赤い1等星。三つ星を挟んで青白く輝く、同じく一等星であるリゲルなどとともに冬の夜空を彩る有名な星。半規則的な脈動変光星であり、年老いて「爆発寸前」といわれる赤色巨星で、星自体がすでにボコボコと変形しているといわれています。



12/18の夜、肉眼で見ても確かに暗いな〜、と確認できました。この夜のカメラテストのついでに、雑ですが測光もしてみました。RAW画像のGチャンネルとステラナビゲータ10のVT等級から算出しています。


ベテルギウス測光.jpg

ベテルギウスの天体情報 V等級0.45 VT等級0.679 B-V=1.500(ステラナビゲータ10より)

2019/12/18 21:22〜21:24(JST) EOS6D(HKIR改造) トキナーopera16-24mmF2.8FF(28mm F3.2) ISO3200 5sec 固定撮影
ダーク・フラット処理なし SI8で開口径測光 Makali'i使用



星像が飽和してないか心配していましたがOKでした。標準星は色指数の近いアルデバラン(V等級0.87 VT等級1.160 B-V=1.538)にしました。

5枚測定した結果

1.644
1.636
1.636
1.615
1.650(VT)



1.6等級?ちょっと暗すぎる気がするけど。Makali'iでカウント数から電卓で計算しても同程度でした。



モヤが掛かってたかも知れません。光害の影響、ピントをぼかして撮影する際にトキナーレンズのボケ具合が(ある程度は仕方ないけど)均一でなかったこと、周辺減光・・等々で相変わらず精度の低い観測ではあります。0.2等ぐらいは誤差がありそうですが、2等星レベルまで暗くなっているのはたぶん間違いないでしょう。



先のくじら座ミラもおなじですが、脈動変光星は膨らんだり収縮したりを繰り返しており、星が膨張したときに暗くなるのでベテルギウスも恐らくそうなのでしょう。ただ今回の減光は観測史上最大とのウワサもあり、これはひょっとすると爆発の予兆なのかも?と期待しています。ガンマ線バーストによる地球滅亡の危機!とかオカルト好きが騒ぎ出すかも知れませんね。



天文ファンとしてはベテルギウスがどかーんと(音はしませんが)爆発し、昼間の空でも見えるほど光り輝く姿をぜひこの目で見たいと思っています。

posted by Northerncross at 12:00| 岡山 ☁| Comment(0) | 観測 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月26日

恒星間天体 ボリソフ彗星

11/23の夜明け前、史上2番目に確認された恒星間天体、ボリソフ彗星(C/2019 Q4)の姿を何とか捉えることができました。


捉えた、とは言ってもこの時の光度は予報で16.6等。口径20cmだと眼視では全く無理だとしても、写真に撮るなら恒星や小惑星であれば経験上余裕の明るさ。簡単に撮れるだろうと思っていましたが、これが彗星となるとここまで写りにくいもんだとは正直思っていませんでした。25日の細い月ながら、月明りがあったのもいくらか影響しています。


とにかく写真一枚では写っているのかどうかはっきりせず、彗星の動きに合わせメトカーフコンポジットをしてやっと彗星らしきものがわかったというレベルです。


最終コンポ1-1-3.jpg
(画面をクリックすると拡大できます)

2019/11/23 4:20〜4:40(JST) R200SS+コレクターPH(D=200mm fl=760mm F3.8)
EOS kissX3(sp4) ISO12800 30sec20枚をメカトーフコンポジット SI8 PsCC 50%にトリミング


50%トリミングでもこの小ささ! それでも何となく右上方向に尾を引いているように見えます。


恒星間天体とは、太陽系の外からやってきた天体ということです。一体どのくらいの時を、たった一人で旅してきたのでしょうね。そして通り過ぎた後は、また太陽系の外へと旅立っていき、二度と戻ってきません。まさに一期一会。

ちなみに史上初めて確認された恒星間天体は2017年に発見されたオウムアムアで、葉巻型の特異な形状から「宇宙船じゃね?」とかいううわさも流れ、一時期話題になりました。今回は彗星、それも秒速30km以上という超高速で移動しているということから、さしづめ白色彗星といったところですかね(古い)


12月初旬と年末の早朝にまだ撮影チャンスがありそうです。とりあえずあと2回はデータを取って、軌道の割り出しとかできないかなと思ってます。

posted by Northerncross at 18:00| 岡山 ☀| Comment(0) | 天体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする